明けましておめでとうございます。
ちょっと遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。
気が付けば1月も1/3を過ぎようとしています。
寒くなると、身体も心もこわばるようで、何かとうまく動けずにいました。
エンジンがかかりきらないまま、時間だけが過ぎていく感覚がありました。
そんな時、心をほっとさせてくれた出来事を、
自分の好きなことをほかの人とも分け合っている、そんな素敵な人のお話をします。
2日に親戚で集まりました。私の叔母が、うさぎの編みぐるみをプレゼントしてくれました。
手のひらに収まる、小さくてかわいらしい手編みのマスコットです。
編み物が得意な人なので、小さなマスコットを手作りしては、会うと「好きなのどうぞ」と渡してくれる素敵な方です。
なんと几帳面に一つづつ、ビニールの袋に入れてラッピングしてありました。それも30~40匹は作ってあったと思います。色んな色の毛糸で、表情もウインクしていたり、笑っていたり。一匹づつ凝らして作ってあり、見ているだけで楽しい作品です。
いつもこうして、「どれがすき?」と言って1つプレゼントしてくれるのです。
自分の好きなものを具現化して、こうして人に分けていける事はなかなかできないことだと思います。それもすごく嬉しそうに見せてくれるので、こちらも楽しくなって温かくそれを受け取っていくのです。
自分が楽しいと思える事を、こうやって手渡せることは充実したことですし、そんな取り組める事が見つけられているのは、かけがえのない事です。
今、私はそんな風に好きだと思える事に取り組めているのかな、と思い返します。作っているお話を、描いている絵を、自分がやっていると、どうしても好きになれていません。
だから、なかなか前に進まないのだろうなと思います。
言い訳になってしまうけれど、やっぱり自分で好きだと楽しいと素直に取り組めることって、なかなか無いものです。私は自分で納得できないから、描けないのかなとも感じています。
生み出していくことって、自分のそうした精神との戦いなので、それに勝っていかないと形にならないのです。
しょうがないけれど、今は自分の内面と表現することと、葛藤を重ねていくしかないのですね。
ちょっと最後は反省会みたいな暗い内容になってしまいましたが、これが今の私の素直な考えです。
きょうのお話はこの辺で。また、わたしとおはなししましょう。
Copyright 2023 Chihiro Egoshi
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