絵本を出版したお知らせ
TwitterやInstagramでお知らせしていたことですが、改めてここに記しておきます。
絵本を作ることへの気持ちも一緒につづってみました。
かなり長い間このブログを離れていました。
その間、amazonにて電子書籍を出版しました。
11月までに計5冊の絵本をamazonに公開することができました。
このブログでも書いていた『森のゆうびんやさん』を、2話まで描いています。かえるの郵便屋さんが活躍する、ほんわか優しい気持ちになる絵本です。1話目は、意外なお客様が、お手紙の相談にやってきます。誰がお手紙を書くのか、読んでみてのお楽しみ。
この「森のゆうびんやさん」はシリーズにしようと思っていて、2話まで完成したのでその後の展開が、わたしもワクワクしているお話です。3話目は、星にまつわる事を描きたいので、星や空がキーワードになりそうです。
最新の公開した絵本は、おばけの絵本です。
『からっぽおばけ』という題名で、腹ペコのおばけの好物は「ひとの心のなかの気持ち」です。気持ちがからっぽになってしまったら、おばけのせいかもしれません。気持ちを伝えることについて、考えてつくったお話です。
お腹が減ると、寂しい気持ちになります。その空腹感は、食べたら満たされるかもしれないけれど、やっぱり「からっぽ」だと感じることが私にはありました。その「からっぽ」をどうしたら埋められるだろうか、この絵本を読む子どもにとっての「からっぽ」は何だろうかと形にしたのがこの絵本です。
絵本は子どもに向けて描いているのですが、読み聞かせるまたは一緒に読む大人にも、何か心に残るきらめきが欲しいなと考えています。そのきらめきは、読む事で浮かんだ思い出であったり、単純に「いいな」と思える事かと思います。そうした少しの取っ掛かりを、会話のきっかけを、私は作りたいと考えています。
では、今日のお話はこの辺で。また、私とおはなししましょう。
Copyright 2022 Chihiro Egoshi
0コメント